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疾患と治療

せきついあっぱく(はれつ)こっせつ・こつそしょうしょうせいついたいこっせつ

脊椎圧迫(破裂)骨折・骨粗鬆症性椎体骨折

骨は加齢とともに強度が弱くなっていきます。特に、閉経後の女性はホルモンの変化により骨粗鬆症に至ることも少なくなく、軽い動作だけでも脊椎(せぼね)が骨折してしまうことがあります。こういった骨折を骨脆弱性(こつぜいじゃくせい)骨折と言い、脊椎の骨折は圧迫骨折とも言われます。初期にはレントゲンではっきりとした所見がないことがあり、より精密なMRI検査ではじめて診断されるケースもあります。


多くはコルセットなどの保存療法が選択され、つぶれた骨が3ヵ月程度で治癒して次第に痛みも改善します。しかしながら、数ヵ月経過しても骨折が治癒せず(偽関節と言います)、強い痛みが持続する場合には、手術治療が考慮されます。また、つぶれた骨が脊髄や馬尾神経などを圧迫して、下肢の痛みや麻痺、膀胱直腸障害などをきたし、重篤な神経障害が残る可能性が高いと判断された場合には、早急な手術治療が選択されることもあります。低侵襲な治療法として、つぶれた骨にセメントや人工骨を補填する椎体形成術という方法があります。骨折のタイプによっては、椎体形成術だけでは不十分な場合もあり、人工スペーサーや金属性のスクリューなどで脊椎を固定し安定化させる方法もあります。一般にご高齢の方や、内科的な併存疾患をお持ちの方も多いため、 手術には各診療科と協力して様々な工夫と準備が必要になります。また、一度圧迫骨折を起こすと、その後も同様の骨折を繰り返すことがあるため、手術後も継続的な骨粗鬆症の治療を行うことが重要です。
脊椎圧迫(破裂)骨折・骨粗鬆症性椎体骨折の最小侵襲手術として、BKP、VBS、最小侵襲脊椎安定術などの手術方法があります。

最小侵襲・内視鏡・顕微鏡手術 脊椎脊髄 最小侵襲・内視鏡・顕微鏡手術


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